マトリョミンを弾いてみましょう!

 楽器の側に音の高さを定める基準がなく、空間においた手で音の高さを制御するマトリョミンは、テルミン同様演奏法習得が難しい楽器とされています。ただ、ちまたで云われる”絶対音感がなければ弾けない”というのは間違いです。竹内正実もその師のリディア・カヴィナ先生もピッチは相対的にしか捉えられません。絶対音感のある人がテルミンやマトリョミン演奏において総じてピッチ精度が高いかといえば、残念ながら相関はほとんどないようです。

 

 近くに良い師がいるのであれば、半年間でも良いので師事し、習ってください。習い事すべてにおいていえることですが、はじめが肝心です。一度おかしなクセを身につけてしまうと、忘れるのは覚える以上に難しいからです。もし近くに習える環境がない場合、マトリョミンに付属するDVDでしっかり基礎を身につけましょう。弊社ではオンラインレッスンも対応できます。発展的内容のDVD「マトリョミンを弾く【応用編】」もございます。

 

演奏教室についてはこちらのページをご覧ください。 


 視覚障害や片腕欠損、片麻痺などの障がいを負っていてもマトリョミンは演奏できます。
 ME04型マトリョミンにリモートコントローラーを接続すれば、マトリョミンを机の上に置いて、片手だけで弾けるからです。開発者の竹内正実自身が2016年に脳出血を患い、後遺症で右片麻痺です。2021年からはリモートコントローラーを接続したマトリョミンと共に、演奏者として舞台に立っています。
 2021年のNHK番組では竹内正実の取り組みについて紹介されました。こちらからご覧いただけます。


・マトリョミン演奏におけるポイント

 

マトリョミンを演奏する上でのポイントですが、

 

1)安定して持つ

2)チューニングをただしく合わせる

3)ピッチ軌道を意識して手を動かす

 

 

以上の三点をあげることができます。

 

  1. 持ち方が変わるとチューニングの基準がずれてしまい、動作は正しいのにピッチ(音の高さ)が思ったように反応しなくなります。もしマトリョミンの保持が難しい場合、ME04型マトリョミンではリモートコントローラーを使うことで、テーブルの上などにおいて演奏することができます。
  2. チューニングはとても重要です。ただしくチューニングを合わせた状態が、もっとも演奏し易い状態だからです。慣れてくると、どれくらい手を動かせばどれくらいピッチが変わるかを覚えてきますが、チューニングが違うと基準が変わり、混乱します。
  3. 電波はほぼ全方位に出ていますから、どこでも反応しますが、楽器からご自身の脇、右脇のつけ根あたりを結んだ透明な線をイメージし、この軌道上で手を動かすことで、動作と音程変化の関係をずっと掴みやすくなります。この透明な線のことを”ピッチ軌道”と呼んでいます。

 

 まずはあまり音程跳躍の少ない「チューリップ」のような曲を、メロディーに合わせ、ゆっくり弾くことから始めましょう。その際、ガイドメロディーに合わせて練習することをおすすめします。ピアノや電子キーボードがあればゆっくりメロディーを奏で録音し、それに合わせてマトリョミンで奏でるのです。

 ある程度弾けるようになったら伴奏音源に合わせて練習されると良いでしょう。



マトリョミンのご購入はこちらから↓

Mandarin Electron Web Shop