リアルの歓び。

 音の高さを一定に保つ。他の楽器であればたやすいこんなことに、高い技術と集中力がもとめられるテルミンやマトリョミン。難しさの本質部分のその裏側に、この楽器ならではの魅力があります。
 簡単に弾ける楽器があったとします。山に例えるならその頂は低く、誰にでも楽に登れます。では高い山はいかがでしょう? 頂までは遙かに遠く、身体にきつく心はめげそうになります。しかし登り切ったならそこでしか見えない絶景が待っていて、やり抜いた充足感が得られます。すなわち歓びや希望があり、これはお金で買えません。テルミンやマトリョミン演奏の取り組みはまさに高い山への挑戦に例えることができます。
 仮想現実の世界では味わえない苦楽のあるリアル。楽と楽しさは反比例の関係にあると考える貴方にこそ、テルミンやマトリョミン演奏に取り組んで欲しいのです。

★私達のこれまでの道程と、テルミン普及において大切にしていることについてまとめてみました。是非ご覧ください!