FAQ


全般

Q.マトリョミン、テルミンはどこで買えますか?

A.弊社オンラインショップの他、全国の楽器店でご購入いただけます。

Q.マトリョミン、テルミンはどこで習えますか?

A.他の楽器にない独自の演奏法を要求するマトリョミン、テルミンは、よい指導者のもとで演奏法の基礎を習うことが、上達への近道です。

Q.保証は付きますか?

A.マトリョミン、テルミンには一年間のメーカー保証が付いています。弊社WEBショップ以外でご購入されたお客様は製品に同梱されている”ユーザー登録書”に必要事項をご記入のうえ、弊社までお送りください。ユーザー登録書をお送りいただくことでユーザー登録が完了し、保証書を発行、発送いたします。

Q.マトリョミン、テルミンはどうして触れずに音を出せるのですか?

A.人間が音として聞くことのできる範囲を超えた、高い周波数で発振する二つの発振器の周波数差から音を作りだしています。”ヘテロダイン”、”ビートフリーケンシー”と呼ばれる最も古典的な発振回路のうちの一つで、マトリョミン、テルミンは基本的にこれにより発振-発音しています。

Q.マトリョミン、テルミンは電磁波を発していると聞きました。健康に影響はないのでしょうか?

A.電磁波が人体に与える影響は電磁場の強さ、距離、周波数によります。マトリョミンやテルミンが発する電磁場は一般に”電波”とばれる帯域で、ラジオ放送に用いられています。また、強さもとても微弱なことから人体に影響はまったく及ばないと考えられます。
  発振周波数の低さから、マトリョミンやテルミンが心臓ペースメーカーなどの医療機器を誤作動させてしまう可能性は考えられません。

Q.マトリョミン、テルミン演奏に絶対音感は必要でしょうか?

A.楽器の側に音の高さを定める基準のないマトリョミン、テルミン演奏において、音感は必要な条件であるといえます。ただ、無伴奏で長時間演奏するのでもなければ絶対音感は必要なく、伴奏など他の音に対し自分の音を合わせることのできる”相対的”な音感が求められます。カラオケで歌が唄える程度の音感があれば、マトリョミンやテルミン演奏には十分といえるでしょう。

Q.私の購入したマトリョミンは、ビデオで見聞きするものに比べ音色が美しくありません。不良品なのでしょうか?

A.ピアノであれば音痴な演奏にはなりません。鍵盤という音の高さの枠があるからです。それがテルミンやマトリョミンではあまりに自由なので、弾き方によっては、お化けが登場する時のような音にもなり得ます。人間の耳のピッチの感覚、感度は鋭敏で、ほんの少しピッチが脱線しただけで分ります。突き詰めれば感性ということになりますが、まずはお手本となる演奏の模倣から取り組んでみることをお勧めします。模倣を重ねる中で、良いと言われる演奏に共通した演奏動作の型が徐々に形作られます。

Q.友人のマトリョミンと私のマトリョミンは絵付けやお顔にわずかな違いがあります。音色も若干違うようですが、どうしてでしょうか?

A.マトリョミンで用いるマトリョーシカは、ロシアの工房で職人が一体ずつ手で削り、絵付けしています。すべての作業は人間の手によりますから、フォルムや絵付け、お顔に微妙な違いをもたらします。
  表面的な絵付けのみならず、木材(菩提樹)の厚さ、柔らかさもまちまちで、本体で発音させた際の音色の印象に違いをもたらします。電子回路も純度の高いアナログ回路で構成されており、よい意味でばらつきがあります。ギター、バイオリンなど、一体ずつ異なる”鳴り”があるのが、本来楽器に備わる特性だとすれば、マトリョミンにもそれが備わっているといえます。
  これに掛け合わされるのが演奏するお客様の動作で、これら違いの複合によってマトリョミンの音色感は形成されるのです。