片手で弾けるマトリョミンであれば、障がいの有無に関わらず演奏に取り組める


 触らずに弾くテルミンやマトリョミンの演奏特性は一般に難しいといわれています。しかし、脳卒中後遺症などで麻痺していたり、目が不自由だからといって演奏を諦めることはありません。
 実際に私は2016年のコンサート出演中に脳出血を患い、後遺症で右半身が麻痺していますが、まずは健常側の左手でマトリョミン演奏に取り組み始め、右手と左手の役割を入れ替えた「左利き」演奏スタイルでテルミン演奏にも復帰しました。コンサート活動も再開しています。
 麻痺は何かに触れた時に実感します。他の演奏楽器に取り組んでおられた方も、障がいを得たことをきっかけに、非接触の楽器の可能性に触れてみてください。

竹内正実


・これからの取り組み


1)竹内正実の取り組み「マトリョミン演奏をリハビリや認知症予防に活用する取り組み」が令和5年度浜松市創造都市推進事業補助金助成事業に採択されました。脳卒中リハビリや認知症予防にマトリョミン演奏を活用する「認知症マトリョミン演奏サロン」を2023年秋に浜松市内数カ所で開催します。


2)SBS学苑浜松校で『マトリョミン演奏で認知症予防?!』を2023年秋に開講予定です。


3)藤田医科大・リハビリ科(愛知県)での、マトリョミン演奏をリハビリに活用する試行について、NHK名古屋様にご取材いただきました。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230623/3000030064.html


・これまでの取り組み


2021年に全国5都市でコンサートと演奏体験がセットになった公演を実施しました。
※令和3年度 文化庁「Arts for the Future!」助成事業


2022年1月12日放送のNHK「まるっと」(名古屋ローカル)で、障がいを乗り越えてマトリョミン演奏の普及を進める竹内正実の取り組みが紹介されました。
関連web記事(NHK静岡)
※NHK静岡でも同日放送


浜松市で2021年12月12日に開催された「サウンド・デザインフェスティバル2021」のステージイベントにおいて、麻痺障がいや目の不自由な人とのマトリョミン合奏を披露しました。

https://youtu.be/Nv5H83r8B-g


麻痺障がいで片麻痺を患う人や、目が不自由な人とマトリョミン演奏を共に奏でるビデオを制作しました。
※令和3年度 浜松市創造都市推進事業補助金助成事業
https://youtu.be/LdEdBIGxMK8


SBS学苑浜松校で2021年10月3日開講された「触れずに奏でるマトリョミン 〜ハンディキャップがあっても大丈夫!〜」を講座担当しました。